切れても再生 自己修復機能を実現

ウィザードエラストマーは、切れても再生する自己修復性エラストマーです。自己修復性を持つ塗料やフィルムなどが実用化されていますが、実は凹みが元にもどるだけで切断傷は修復されません。ウィザードエラストマーの大きな特徴は「切断傷を受けても再接触させることで傷が治る」というもので、今までにはない全く新しい材料になります。また、自己修復性だけではなく、伸縮性や耐乾燥性に優れており、様々な応用が期待できる「タフ」な材料です。

特殊な分子の相互作用 強度回復 繰返し修復可能

ウィザードエラストマーは、大学のシーズ技術を基に開発し、ホスト-ゲスト相互作用により、その自己修復機能を発現しています。ウィザードエラストマーの中に存在するホスト分子とゲスト分子が物理的に脱着することにより、切断-修復を繰り返して行うことができます。さらにホスト-ゲストの効果により応力を緩和する機能も有しています。

  • ※応力緩和:物体に変形を加えた時に、応力(元に戻ろうとする力)が経時で小さくなる現象

切断-再接触させるだけで優れた修復効果を発現

修復後の引張強さ・伸び

ウィザードエラストマーの最大の特徴は、その自己修復機能により切断されても再接触させるだけで引張強さ、伸びともに高い修復機能を発現します。一般的なエラストマーは切断されると修復しないのはもちろんですが、粘着性のあるエラストマーと比較しても、その効果が非常に優れていることが分かります。

3Dプリンティングへの応用

ウィザードエラストマーは、光造形方式の3Dプリンタを用いて造形することが可能です。高精度な造形が可能であることはもちろんですが、これまでの3Dプリンタ用樹脂にはない柔軟さ、伸縮性を兼ね備えています。3Dプリンタ専用品もラインアップしており、3Dプリンティング×ウィザードエラストマーで新たなソリューションを提供いたします。

お問い合わせ

ユシロ化学工業株式会社 研究開発部 押本(営業担当)
〒253-0193 神奈川県高座郡寒川町田端1580番地
URL:https://www.yushiro.co.jp
e-mail:industrial@yushiro.co.jp
TEL:0467-75-0175

上へ戻る