食品事業者向けに開発したチラー用光触媒添加剤のレジオネラ属菌,芽胞菌に対する殺菌効果をBMSA(NPO法人バイオメディカルサイエンス研究会)にて確認しました。今後、本添加剤を用いた製品開発およびサービスを志向して参ります。
プレスリリース
化学工業日報 電子版「ユシロ、光触媒添加剤を食品工場の冷却水へ展開(2025年8月22日)」
食品事業者向けに開発した光触媒添加剤
食品事業者向けに開発した光触媒添加剤は、光のエネルギーによって菌の増殖を抑制する機能を持ち、冷却水を衛生的な環境に維持します。特長は以下の通りです。
① 光のチカラで菌の増殖を抑え、防腐剤に頼らない持続的な殺菌ができます。
② 食品成分100%で構成されております。
③ チラー冷却水を下水排除基準に適合させることで、廃水処理のコストや手間の削減が期待できます。
レジオネラ属菌および芽胞菌に対する殺菌効果
高い薬剤耐性を持ち、衛生リスクの高いレジオネラ属菌および芽胞菌に対する殺菌効果を、BMSAの試験により確認しました。これらの菌のエビデンスデータを取得することで、新たな市場・用途展開(食品工場にとどまらず、医療機関、介護施設、ビル管理、水処理業界、データセンターなど)感染対策が求められる分野への応用が期待できます。